
IBC(中型容器)
液体輸送コンテナ(保温型シリーズ)
特長
- タンク本体と外枠との間に保温材を全面に使用しており、保温、保冷に効果があり、熱伝導が低く吸温性はほとんどありません
- タンク本体に与える衝撃吸収性に優れており、クッション材としても効果があります
- タンク本体の上部は保温材取り付け後、SSメッキ材、もしくはPP材の板がセットされています
- 配管部も完全に保温材を取り付けています
- 保温材の厚みは標準サイズで20ミリです
仕様
NCK-1000A型保温タイプ
自重 |
210kg〜215kg |
容量 |
50A(PE製) |
保温性能試験データ

取り扱い注意事項
充填
- 使用する前には、コンテナ内をよく洗浄してからご使用ください。特に食品にご使用の場合は、食品仕様のコンテナをご選定ください。
- ポリエチレン製共耐薬品性を充分確認してからご使用ください。
- 液温60℃以下でご使用ください。
- バルブレバーが閉じていることを確認後、マンホール又はエアーキャップの蓋を開放し、コンテナ内部が加圧されないようにしてください。
排出
- バルブを開く前に必ず、マンホール蓋又はエアーキャップを開放にし、コンテナ内部が減圧されないようにしてください。
- バルブの開閉は手で行ない、ハンマー等の手荒な操作は絶対にしないでください。
- 排出時、バルブに負荷が掛かる恐れが有りますので、接続ホースが踊らぬよう支えをしてください。
荷役・運搬
- フォークリフトの爪を慎重かつ充分差し込み、パレット全体を受けるようにしてください。
- フォークリフトの高速旋回・急発進・急停車・急昇降はしないでください。
- フォークリフトの爪先を、直接コンテナの側面にあてがい移動させることはしないでください。
- コンテナをトラックの荷台に並べて運搬する場合は、角材等を間に挟みコンテナ同士が接触しないようにしてください。
- 運搬時にはコンテナをロープ等でしっかり固定し、移動・落下のないようにしてください。
- クレーン・ホイスト等で吊りあげる場合は、別仕様にて設計できますので営業部迄お問い合わせください。
保管
- 凹凸のない平面を選び、傾斜面は避けてください。
- 段積みは空の場合は3段、充填後は2段までにしてください。
- コンテナ内部に入る場合は酸欠のおそれがありますので、換気を良くして監視人を配置してください。
洗浄
- 高圧洗浄機で内面洗浄する場合の圧力は、14.7Mpa以下でご使用ください。
- ポリエチレン製コンテナの場合は、60℃以上での温水洗浄はしないでください。
廃棄
- コンテナの廃棄処分をご希望の場合は、有償で受け賜りますので営業部迄お問い合わせください。